ベルリンの壁の崩壊後に始まった1990年代は、報道と娯楽の間の壁も崩した。変化の風が吹いたことで、影響力のあるテレビは厳しい現実を伝え、セックスや有名人が今までにない関心の的になった。
エピソード1
ア・ニュー・ジェネレーション
新しい世代が突き進む90年代。大人になったベビーブーム世代が力を持ち、政治からポップカルチャー、そして老化対策に至るまであらゆることに大きな変革をもたらす。
エピソード2
リアリティ・バイツ・バック
テクノロジーが進歩する90年代。ファンタジーと現実の境目があいまいになる。ハリウッドでは大いなる創造力を駆使して、新しい世界や怪物を生み出し、現実がまったく新しくなる。
エピソード3
セックス・イン・ザ・ナインティーズ
エイズ危機により、アメリカでは性について率直に語られるようになる。ポルノが主流の文化になり、福音主義キリスト教の信徒はトゥルー・ラブ・ウェイツと呼ばれる禁欲運動を全国規模で始める。
エピソード4
コート・オン・カメラ
90年代は、日常生活がテレビの中へと入り込む。リアリティー番組の誕生で、事実とフィクションの境目があいまいになり、報道が娯楽へと変わり、日常生活がドラマチックな見せものと化す。
エピソード5
ザ・プライス・オブ・フェイム
スキャンダルやゴシップ、そして有名人への関心が、行き過ぎた取材を生み出した90年代。テレビ局や雑誌、ウェブサイトが急速に増加、内容に制限なく膨大な情報を求められるようになる。
エピソード6
ジ・インターネット・レボリューション
90年代、インターネットの誕生が新時代の到来を告げるが、ビル・ゲイツなどの技術革新の第一人者でもその行方を見誤る。
Huey Morgan
Ben Goold
ジェーン・ルート
Betsy Forhan