エピソード1
話 時代劇ドラマ はぐれ鴉
寛文六年、豊後国・竹田藩で城代一族郎党含め二十六人殺しという凄惨な事件が起きた。一人逃げのびた幼き次郎丸 (神尾楓珠) は復讐のため、江戸で剣の腕を磨き山川才次郎と名を変え、叔父である現城代・玉田巧佐衛門 (椎名桔平) がいる竹田の地を十四年ぶりに踏んだ。長い時を経て再会した巧佐衛門は、兇行を目の当たりにした当時の印象と違い、みすぼらしい容姿で、高位にありながら地位や名誉に関心がない変わり者“はぐれ鴉”と周囲から噂されていた。そして才次郎は竹田小町と評判の巧佐衛門の娘・英里 (山本千尋) と出会い、予期せず惹かれていく。恋か復讐か、千々に乱れる心を抱きながらも、煮え滾る復讐心を支えに必ずや叔父を討つと心に誓うのだが……。