恋はつづくよどこまでも

5年振りに再会した天堂(佐藤健)が偶然にも隣の部屋に住んでいることが分かり､有頂天になる七瀬(上白石萌音)｡しかしその直後､謎の美女･流子(香里奈)と一緒に住んでいると知り､七瀬は落胆｡さらには､流子から強引に2人の"愛の巣?"に招かれることに･･･!?初めて天堂のプライベートな姿を垣間見て淡い妄想を膨らませる七瀬だが､天堂からは｢うちの科にくるなら手加減しない｣と一喝されてしまう｡そんな中､循環器内科に正式配属された七瀬は､天堂の下に付くことに｡一方､急な不整脈で入院中の家電量販店の従業員･神田光喜(金子大地)の緊急オペが決まる｡オペの不安からか食欲不振になった神田に対し､天堂は投薬療法を見直し､食欲増進を図ろうとする｡そんな中七瀬は､院内で開催するスペシャルイベントに神田を誘おうと思いつく｡七瀬の優しい気遣いに､食欲と前向きな気持ちを取り戻した神田は､退院後に七瀬へオススメの炊飯器を紹介することを約束する｡笑顔を取り戻した神田の表情に安心する七瀬だったが､オペの前に神田の容態が再び急変し･･･｡

七瀬(上白石萌音)が倒れたと聞き、見舞いにきた来生晃一(毎熊克哉)と、七瀬の部屋に忘れたかばんを取りにきた天堂(佐藤健)が鉢合わせ、その状況に七瀬は動揺する。来生は自分が七瀬を看病するから天堂には帰っていいと促すも、なんと七瀬は部屋で天堂と一晩２人きりに。翌日、目が覚めると天堂の姿はなく、病院ではいつも通り天堂に厳しく指導される日々が始まる。しかし天堂を意識してか、針を得意としていた七瀬は、入院患者の巣鴨(岡部たかし)をはじめ、立て続けに注射の針刺しに失敗してしまう。患者や同僚からの目が厳しくなる中、天堂には研修医時代を一緒に過ごした恋人がいたという過去を知ってしまい、複雑な思いを隠しきれない七瀬だが、一人前の看護師として認めてもらうため、注射の練習を始めると、来生が腕を貸し練習台に。天堂と研修医時代に仲が良かった来生から、当時の様子を聞いた七瀬は…。一方、仁志琉星(渡邊圭祐)は映画館で出会って一目ぼれした流子(香里奈)と院内で再会する。実は、仁志の上司である結城沙世子(片瀬那奈)と犬猿の仲だったことが発覚！？仁志の恋の行方に暗雲が立ち込め…。

循環器内科の仕事にも慣れてきた七瀬(上白石萌音)が患者の退院を見送った矢先、心不全の患者・鶴岡恵子(美保純)が緊急搬送されてくる。慣れない緊急対応に成す術がなく、落ち込む七瀬だったが、デスク業務に戻るとそこには七瀬を労うメモが…。皆に優しい来生(毎熊克哉)からのメモだと思っていた七瀬だが、来生は自分が書いたメモではないという。自宅のポストにまでメモが残されていることから、天堂(佐藤健)の姉でマンションの管理人も務める流子(香里奈)はストーカーの仕業ではないかと指摘。流子が七瀬の身を案ずる一方で、七瀬を心配するそぶりをまったく見せない天堂。そんな天堂の姿に、来生は七瀬のボディガードを買って出るが…。一方、心不全で入院中の恵子の手術が決まる。しかし、恵子は手術を受けたくないと拒否。そんな恵子の態度に戸惑う七瀬はその理由を探ると、生き別れた娘の結婚式を間近に控えており、どうしても出席したいという恵子の気持ちを知る。そこで七瀬は、先輩ナースの根岸茉莉子(平岩紙)にある提案をする。

七瀬(上白石萌音)のストーカー・元入院患者の田沢伸(森廉)と天堂(佐藤健)がもみ合いになり、ケガを負った七瀬は救急車で搬送される。意識がもうろうとする七瀬は「先生とデートしたり、キスしたりしたかった…」と胸の内を告白し、意識を失う。そんな七瀬に必死に声をかけ続けた天堂は「乗り切ったら、願いを何でも叶えてやる」と約束し、「彼氏になってやる」と告げる。公私混同したくないという天堂に、交際の事実を周囲に明かさないよう口留めされるが、５年越しの片思いが実り舞い上がる七瀬は…。一方、循環器内科の主任ナース・根岸(平岩紙)の長男・真司(醍醐虎汰朗)が不整脈治療のため、入院してくる。年齢も近い七瀬は、真司の不安を軽減できたらと自らアブレーション治療の介助に加わりたいと名乗り出るが、七瀬の未熟さを知る根岸は息子を思うあまり、天堂に対して七瀬を介助メンバーから外してほしいと告げ…。