大学の映画科に入学したシウォンは、「人は見た目で判断される」と信じ、自分のメンテナンスに余念がない「努力型イケメン」だ。新入生オリエンテーションでもひときわ目立つ彼は、いきなり学科代表生に選ばれる。ある日、シウォンは新入生オリエンテーションを欠席したダウンに履修登録の方法を教えるため、彼が撮影を行うスタジオへ出向く。自分とは違い、生まれながらにすべてを兼ね備えたダウンの存在にシウォンは対抗心を燃やす。新入生の懇親会で、ダウンへの嫉妬心から酒を飲み過ぎたシウォンは不覚にも酔いつぶれてしまう。

シウォンの家で夕食を共にしたダウンは、今日が自分の誕生日であることシウォンに伝え、そのままシウォンの部屋に泊まる。ある日、応募した覚えのない脚本公募でシウォンの作品が一等を獲得したと聞かされ...。

お互いの素直な気持ちを再確認したシウォンとダウンはさらに心を通わせていく。シウォンの脚本が公一等になったことを良く思わない大学の先輩や同級生に対し、ダウンは毅然とした態度でシウォンを守ろうとするが...。

愛を深めたシウォンとダウンは、新たな気持ちで映画制作を再開。作品が無事完成し、ダウンの母・ヘヨンはシウォンとダウンを食事に誘う。そこで、ダウンからの口添えがなければ自分の脚本が選外だったことを知り...。

会食での一件の後、授業にも出ずシウォンとの溝は広がったままになっていたダウン。ある日突然、ダウンはシウォンを訪れ謝罪をするが、シウォンは受け入れない。絶望感に打ちひしがれたダウンは空虚な時間を過ごす。