夢も希望もなく生きてきたヤクザのカン・ヒョンセ。ある日、そんな彼が警察に弟分の身元を引き受けにきた。その帰り道、ふと気づくと車の後部座席に見知らずの幼稚園児が紛れ込んでいたのでびっくりしてしまう。

ヤクザのヒョンセの母が亡くなった。母の遺言で、母の遺産である幼稚園を相続することになったヒョンセ。しかし、相続するためには幼稚園に100日間勤務してからという条件があった。ヒョンセの奮闘が始まる。

ヤクザ気質が抜けないヒョンセは、土地の権利を取得するために、母の遺産である幼稚園に乗り込んできた。ミレ先生とアラ副園長は、その悪巧みの首根っこを押さえようと、缶ビールを酌み交わしながら話しあう。

ミレの元彼・シワンがアメリカ留学から帰国してきていた。ミレは突然の再会に驚く。一方、母の残した幼稚園を何とか我が物にしようと悪さを働くヒョンセだが、最近では園児たちに大人気となっていた。

突然アメリカから帰国してきたミレの元彼・シワンとどう接していいわからないミレ。ミレの気持ちは少しずつヒョンセに傾いていた。そんななか、幼稚園の土地をめぐってNK建設とハンバンドの対立が激化していく。

幼稚園の園児・キョンホは母子家庭だった。組織のボスを父親代わりに生きてきたヒョンセは、キョンホの寂しさが痛いほどわかる。ヒョンセの父親は、ヒョンセがまだ小さい時に家を出ていってしまったのだ。