中学二年生の野乃はなは今日が転校初日。子供っぽい自分とはおさらばして、超イケてるお姉さんになるために、朝から準備に大忙し。新しい髪型に挑戦しようとするも…大失敗!! 大慌てで、はなが学校に向かう途中、どこかから赤ちゃんの泣き声が聞こえてきて…。髪型は失敗するし、おまけに遅刻までしてしまい、転校初日からトホホなはな。すると、再び赤ちゃんの泣き声が聞こえてくる。声のする方に向かうと…そこには、同じクラスの薬師寺さあやと輝木ほまれがいたのだった。その夜、はなが一人でベランダに出ると、空からあるものが降ってきて…!? 突然やってきた赤ちゃん『はぐたん』を守るため、はなはキュアエールに変身する!

学級委員長の薬師寺さあやは、可憐で成績優秀。その上、誰にでも優しいことから『天使』と呼ばれ、クラスのみんなに慕われている。そんなさあやに憧れるはなだが、どんなに褒められても喜ばないさあやのことを不思議に思うのだった。ハリーは、プリキュアの仲間を見つけるようにと言うが、かっこいいから一人でやりたい! と、はなは言い張って…。慣れないはぐたんのお世話に、てんやわんやになっているはな。そこにやって来たさあやと力を合わせて、どうにかミルクをあげることができる。さあやの持つ知識をすごい! と褒めるはなだが、さあやは自分は何もできないのだと言って…。

何をやってもはぐたんが泣き止まない! ミルクをあげたり、おむつを替えたり、夜通しはぐたんをあやしていたハリーは疲れきってしまっている。慣れない環境で、はぐたんが不安になっているのではないか、と考えるさあや。はなたちは、はぐたんが楽しくなるような場所に行こう! と、街へ繰り出す。ハリーから渡されたプリキュアだけが使える特別なパッド･ミライパッドが指し示す場所へと向かうはなたち。しかし、どこへ行ってもはぐたんはご機嫌ナナメ。はなたちが移動動物園にやって来ると、遊びに来ていたほまれと出会う。なかなか泣き止まないはぐたんに、はなたちが困っていると、救世主が現れて…!?

憧れのほまれとお近づきになりたいはな。はなは、ほまれをプリキュアにスカウトしよう! と、さあやに提案する。しかし、ほまれを前にすると、緊張してうまく話せないはな。それを見ていたクラスメイトたちは、ほまれには気を付けたほうがいいとはなに忠告する。ほまれはフィギュアスケートの選手として注目されていたが、突然スケートをやめて、学校をサボったりする、ちょっと怖い人になってしまったのだという。それでも、はなはほまれと友達になりたいと思っていて……。すると、はなたちの前にオシマイダーが現れる! はぐたんや、エールたちのピンチを目の当たりにして、ほまれは…!

スケートでの失敗が心に引っかかり、プリキュアになることができなかったほまれ。ほまれはそのことを気にしていて…。そんなとき、はなはビューティーハリーの開店準備をほまれに手伝ってほしいと頼む。ほまれやさあやたちのお蔭で、ビューティーハリーは無事にオープン! たくさんのお客さんで賑わい、はぐたんも喜んでいる。しかし、ほまれはプリキュアになれなかったことに引け目を感じ、はなとさあやに距離を感じてしまう。それでも、はなは大好きなほまれを応援したいのだという。すると、チャラリートが現れ、ほまれを連れ去っていく! ほまれの心のトゲパワワがオシマイダーになってしまって…!

プリキュアが3人集まった記念に、みんなでデートしよう! と提案するはな。はながみんなを連れてきたのは、はなの父･森太郎が働くホームセンターだった。なんでも揃うホームセンターをなんだかんだ楽しむさあやたち。すると、お花屋さんが急な人手不足で困っているという森太郎。それを知ったはなたちは、ミライパッドを使って、お花屋さんに大変身! 森太郎を助けるために、ホームセンターの仕事をお手伝いすることになる。初めてする仕事の大変さに苦労しつつも、頑張って働くはなたち。しかし、ハリーが少し目を離してしまった隙に、はぐたんが迷子に!?