東海岸最大級の麻薬都市、フィラデルフィアのケンジントン。大量のヘロインが流出入し、ヘロイン･ハブと呼ばれる通りは薬物中毒者であふれている。この街で介入者が薬物依存症の娼婦ニコルと出会い、何とか救済する方法を探る。一方、父親を過剰摂取で亡くし、薬物依存から脱却できずにいるジャニーンの素顔に迫る。

ジャニーンの逮捕に加え、家族間の不和が状況をより複雑にする。介入者は母親の飲酒の問題にも取り組む。一方、ニコルの家族は祖父の世代から依存症の問題を抱えていることが判明。介入を成功させるには父親も変わる必要がある。また、新たに登場するヘロイン依存症のビルは、注射針を売ってドラッグを買うお金を稼ぐ。

元中毒患者のアラナは、薬物を断ちつつ中毒者と付き合う難しさを感じている。ニコルの治療開始前、介入者はニコルの恋人に協力を求めるが断られてしまう。アマンダは薬物中毒のために息子の親権を手放さざるをえない状況になっている。ビルの治療を始める前に家族と話す場を設けると、ビルから衝撃的なニュースが届く。

ビルの逮捕をきっかけに、お互いの本音をぶつけ合う家族。アラナは母親との確執により家を出て再び路上へ。親権問題を抱え、中毒症状を悪化させるアマンダ。ジャニーンは介入後、心境の変化を感じていた。そして迎えた釈放の日、介入者は家族と共にビルの元へ駆けつける。一方、警察の麻薬捜査チームが任務にかける思いとは?

家族が手紙を読み、アマンダに治療の決断を迫る。EJに搾取され続ける父や姉と、強硬な態度を示すもう1人の姉が、家族再生のためにEJを説得する。3人の介入者は地元の協力者を集めて話を聞く。最後に、介入者がヘロイン･ハブでの活動を総括し、ジャニーン、ニコル、ビル、アラナ、アマンダ、EJが近況を伝える。