「農業にチャレンジしたい！」と意気込み大根島へ向かった安井謙太郎と萩谷慧悟。しかし、何から始めて良のかわからない。そこで農業歴32年の岩田さんの元へ。実は岩田さんとは以前に会ったことがあり、2人に農業の魅力を伝えた1人。簡単なお手伝いからはじまった安井、萩谷の農業。様々な農作業を行う中で見えてきたのが、「収穫した作物の美味しさ」「自然の豊かさ」そして「地域が抱える問題」。個性豊かな大根島の人々と島の風景に身を置きながら、安井、萩谷の心に変化が現れる。

高麗人参は大根島の特産物として全国的にも有名。少しずつ島の人から信頼されはじめた2人は素人にはさせない、という高麗人参の収穫作業へ。しかし、思いもよらないパプニングが。 過酷な作業、楽しい作業、様々な経験をし、仲間も増え、ついに「結び農縁」が本格始動する。

薬用人参の3大産地の1つ大根島。「雲州人参」として知られ、江戸時代に松江藩の財政難を救った産業も、今や後継者不足の問題を抱える。高級品は高値で取引される貴重品だが、土づくりに5年、種まきから収穫までにさらに6年かかるという大変さ。栽培も、収穫も、加工も、全て細心の注意を払って慎重に行われる。そんな雲州人参の栽培に、2人に農業を教えてきた岩田さんが挑戦する事になり安井、萩谷も共に参加。栽培するための小屋作りからスタートするが、これだけでも数々の工程がある大変な作業。ひと冬かけ建設を行い岩田さんのスタートを応援した安井、萩谷。次は2人の挑戦が始まる。

大根島で農業に挑戦する萩安。2023年春、2人はついに専用の農地をゲット! 好きにしていい畑で何を育てるか? 野菜の選定からスタート。ひたむきな2人を応援する地元の人たちから知識を吸収し、野菜の成長とともに農業スキルを伸ばしていく2人。いつも手料理をふるまってくれる地元農家の奥さんにより、大根島産の野菜の美味しさを知った2人。その味を全国の人に知ってもらうためのアイデアも湧き出し、実行に移していく。そしていよいよ初収穫の時が!