平凡で臆病で、人生をあきらめかけた青年が、転校生のロボット・Q10に恋をした! 2人 (?) の恋に成就はあるのか?? どんな未来が待ち受けるのか!? そして、二次元愛するオタク男子、コンプレックスだらけの優等生、孤独な貧乏学生、赤髪バンド少女、病気を抱えた落第生など個性あふれるクラスメイト、さらに婚活中の担任教師、仕事に生きる女教授、学費滞納の親、病気の息子を持つ家族らが入り乱れ、様々な「愛と友情と生き方」を描く、涙と笑いの物語。
エピソード1
Q10 第1話
高校3年の深井平太 (佐藤健) は、ある日誰もいない理科準備室で、眠っている女の子 (前田敦子) を見つける。平太が彼女のある部分に触れると、いきなり女の子が目を覚ました。実は彼女は前の晩、校長の岸本路郎 (小野武彦) が繁華街のゴミ箱で見つけ、酔ったいきおいで家に連れ帰った子だった…。
エピソード2
Q10 第2話
平太 (佐藤健) が転校生としてやって来たロボットのQ10 (前田敦子) の面倒を見るようになって数日。担任の小川訪 (田中裕二) は、平太のクラスメイトの中尾純 (細田よしひこ) がQ10をつけ回していることに気づく。中尾は好きな漫画のキャラクターに似たQ10に淡い恋心を抱いていたのだった。Q10がロボットであることがばれてしまうのを恐れた小川は、平太に「中尾にあきらめさせろ」と告げる。しかたなく平太は中尾の恋を終わらせようとするのだが…。
エピソード3
Q10 第3話
文化祭を前に平太 (佐藤健) は少々憂うつな気分だった。男子生徒が上半身裸になってやる“受験祈願の踊り”も憂うつだったし、一年の文化祭のとき互いに意識しあっていた柴田京子の手をとっさに払いのけてしまった苦い思い出がよみがえるのだ。そんななか平太のクラスメイト河合恵美子 (高畑充希) が、前夜祭のミスコン代表者に選ばれた…。
エピソード4
Q10 第4話
高校3年の平太 (佐藤健) に進路志望の提出期限が迫っていた。自分の未来が見えずに悩む平太。そんななかクラスメイトの中尾 (細田よしひこ) はQ10 (前田敦子) の正体についてある疑問を抱き始めていた。中尾は先日Q10が、自分の腕に刺さったカッターをこともなげに引き抜く場面を目撃していたのだ。Q10は人間じゃないのか? 中尾にしつこく追及され困惑する平太。そんな平太にさらなる悩みが巻き起こる…。
エピソード5
Q10 第5話
ついに中尾 (細田よしひこ) にQ10 (前田敦子) の正体がロボットだとバレてしまった。中尾は平太 (佐藤健) に「秘密を守る代わりに、Q10をオレにくれない?」と言い出す。平太は岸本 (小野武彦) と柳 (薬師丸ひろ子)、小川 (田中裕二) に相談するが、彼らは意外にもあっさりと「すべてが丸く収まるなら、Q10をリセットして中尾に渡すか」と言い出す。
エピソード6
Q10 第6話
「人間の命より、Q10 (前田敦子) が大事だ」Q10への想いをはっきりと自覚した平太 (佐藤健)。だがQ10が好きなのに、やはり生身の人間であるクラスの女子たちにときめいたりもしてしまうモヤモヤも抱えていた。そんな平太に月子 (福田麻由子) は「これ使ってみたら?」と小さなチップを渡す。「Q10にかざすと、深井君の望みがかなうよ」平太がおそるおそるチップをかざすと…。
佐藤健
前田敦子
蓮佛美沙子
賀来賢人
柄本時生
高畑充希
細田善彦
池松壮亮
松岡璃奈子
福田麻由子
白石加代子