リゾートホテルにやって来た4人の男たち。それぞれに悩みや後悔があり人生に葛藤している。赤の他人だった彼らが出会った時、奇跡が起こる…!? 2泊3日のコメディ・サスペンス!
エピソード1
#1
リゾートホテルのフロントに男たちが並んでいる。南条オサム (眞島秀和)、夏木仁 (森愁斗)、氷室鈴郎 (吉田仁人)、青山欣一 (瀬戸利樹)。彼らは他人同士であり、これといった会話もなく、それぞれの部屋へと入っていく。服装からは、ただの観光客のように見えない人物もいて、それぞれ事情がありそう…小説家の南条オサムは、ホテルで缶詰めになり書き上げようとやって来た。しかし、一向に筆が進まずダラダラ過ごしていると、突然知らない番号からの着信。電話の相手から「今から死にます」と自殺をほのめかされ、必死に説得を始めるのだが…
エピソード2
#2
携帯に知らない番号から着信があり、「今から死にます」と自殺をほのめかされ、必死に説得を続ける小説家の南条オサム (眞島秀和)。恋人からも電話がかかってくるなど、なかなか筆が進まずにいた。一方、お忍び旅行に来ている人気俳優の氷室鈴郎 (吉田仁人) は、恋人の秋彦 (池田匡志) にプロポーズをしようとタイミングを見計らっているが、秋彦は怪しい男と何やら企んでいる様子。クレーム処理に悩んでいる青山欣一 (瀬戸利樹) は謎の占い師と出会い未来をみてもらうのだが…。誘拐を企てている夏木仁 (森愁斗) はどこか様子がおかしく…目的は一体何なのか。
エピソード3
#3
人気俳優の氷室鈴郎 (吉田仁人) は、恋人の秋彦 (池田匡志) に裏切られていることを知り、別れを考える。クレーム処理に悩んでいる青山欣一 (瀬戸利樹) の目の前には、父親を名乗る男が現れ、とある理由で欣一の部屋に滞在させてほしいと言い出す。一方、小説家の南条オサム (眞島秀和) はやっとの思いで小説を書き終えるが、担当編集の高橋 (馬場良馬) にダメ出しされる始末。そんなオサムの周りには何やら怪しい影が忍び寄り…。
エピソード4
#4
クレーム処理に悩んでいる青山欣一 (瀬戸利樹) は、死んだと聞かされていた父親とのやり取りを通じて仕事を辞めることを決心。その頃、自殺をほのめかしたタクヤのことが気になる小説家の南条オサム (眞島秀和) にまた知らない番号からの着信。今度は通販番組のコールセンターと間違ってかけてきた酔っ払い客。しぶしぶ話相手になっていると衝撃の事実が発覚する…。そして、狂言誘拐を企てた夏木仁 (森愁斗) の目的がついに明らかになると、事態は思わぬ方向へ!?
エピソード5
#5
小説家の南条オサム (眞島秀和) は隠し続けてきた衝撃の事実を夏木仁 (森愁斗)、氷室鈴郎 (吉田仁人)、青山欣一 (瀬戸利樹) の3人に打ち明ける。人気俳優の鈴郎は裏切られた恋人・秋彦 (池田匡志) に自ら別れを告げたものの忘れられずにいた。数十年ぶりに父親の将大 (千葉哲也) と再会した欣一は、その関係に悩み続けている。狂言誘拐を企てていた仁の過去も明らかになり、4人の男たちはそれぞれが決心する。