花令嬢の華麗なる計画

金玲苑を訪れた花琉璃は、そこで戸部・田尚書の娘・田嘉敏ともめ事を起こす。事態が収束すると、看板楽師・雲寒が登場。花琉璃は、みんなが彼の姿に見惚れている隙にその場を離れ、1人で店内を探索し始める。

花琉璃の本性を暴こうとする皇太子・姫元溯は、幼い頃に送られてきた文を花琉璃本人の前で読み上げる。さらに、保管していた彼女自作の毒を見せようとするが、めまいがするという理由で花琉璃に逃げられてしまう。

人夫に成り済まして花家に潜入していた裴済懐だが、花琉璃に正体を見抜かれてやめさせられてしまう。そんななか、花府に刺客が侵入したとの知らせを聞いた姫元溯は、屋敷に駆けつけるが、刺客らは撃退されていた。

花琉璃は、金珀国との戦で花家は資金を無駄遣いしたうえに和議を結ばざるを得ない状況に陥ったと英王・姫元灝から非難される。そこで、花琉璃は模型を使った兵棋演習で英王を打ち負かし、戦の難しさを説く。

花琉璃は賢妃から梅花宴に招かれる。田嘉敏の剣舞を見た賢妃は、彼女の母親・順安公主の話を切り出す。田嘉敏に母親を引きあいに出されてやむなく舞うことになった花琉璃は、外套を脱いで美しい赤い衣を披露する。

人前で英王を棒で打ち据えて恥をさらし、さらに刺客までも現れたことで、賢妃は昌隆帝から叱責される。一方、毒を盛られた花琉璃は解毒薬で回復するが、黒幕を探るために姫元溯には秘密にするよう鳶尾に伝える。