エピソード3
第3話
第3話: 少女(天翔天音)と共に夜を過ごしたウンテ(キム・ヒョンジュン)は不思議な夢で目が覚める。隣を見ると、少女はまたいなくなっていた。宿主に昨晩一緒に泊まった少女のことを尋ねるが分からないと返ってくる。宿を出ると朝陽に照らされて少女がウンテの前に現れ、行きたいところがあると告げる。そして、ふたりでチョンソンの市場やスカイウォークなどを巡るうちに、ウンテは少しずつ心地よさを感じ始めるが、妻の記憶を探ることが目的だと自分を戒める。「何も思い出せないなら生きている意味がないような気がして」、死のうとしたことを少女に話すウンテ。さらに、「今は少し死ぬのが嫌になった」と。2度目の夜、泊まったホテルでウンテは少女に名前をたずねるが、「当ててみて」とはぐらかされ、代わりに妻のことを訊かれる。「どんな人だった?」という少女の質問に、「とっても優しくて美しかった」とウンテは答える。その夜も不思議な夢を見るウンテ。少女に妻の面影を垣間見る自分を不思議に思う。そして、翌朝連れていかれた寺で突然少女にキスをされ……!?