シーズン1、エピソード5: その日、良則(松本幸四郎)は、本に埋もれた部屋の中にピアノを発見した。それは正子(松原智恵子)が嫁入りの時持ってきたものだ。懐かしい思いにかられ、良則は久し振りにピアノを調律して正子に弾いてもらおうと思う。だが、30年分の調律することは不経済だと思った良則は、新たなピアノを購入することを決意。早速正子を楽器店呼び出すのだった。その頃、柳沢家を田丸要(ジュデイ・オング)という喪服を着た見知らぬ婦人が訪ねていた。世津子(国仲涼子)や奈津子(戸田恵子)をお友だちと呼んだり、これから来る家庭教師の先生を心待ちにしているなど不可解なことを言う。だが、要の話しを聞いていた世津子らは、やがて、要が田丸物産の会長未亡人であり、告別式会場から抜け出してきたことを知る。さらに良則が、その昔要の家庭教師をしていたことも・・・。 そして、要のペースに合わせて動いていた柳沢家に良則が戻ってきた。
