シーズン1、エピソード1: 1999年8月のお盆休み。家族が帰省する中、東京・町田市の自宅にいたはずの美大1年生の井出真代さん(当時18歳)が忽然と姿を消した。ジーンズにサンダルという普段着姿に画集を携えて外出していて、遠出をする様子はうかがわれない。警察は当初家出人として扱ったが11年を経てコールドケースとして捜査が始まる。真代さんの手がかりをノートにまとめながら、行方を捜し続ける母親は「拘束されているのか、軟禁なのか、帰れない理由があるのかなと。それがひどいものでなければいいのに」と苦しい胸中を明かす。そうした中、失踪の2ヶ月前に友人が撮影したビデオ映像があることが分かる。映像の中で真代さんが語る言葉に、失踪事件解決の鍵は残されているのか?
