
シーズン1、エピソード5: 美咲(木村佳乃)は、勝手に自分とつとむ(温水洋一)との結婚式プロジェクトを立ち上げた。トオル(ユースケ・サンタマリア)、加奈子(飯島直子)らを召集して、圧倒的な迫力で皆に指示を与える。静々と現れたつとむの、美咲と釣り合わない容姿を見て、スタッフはおののくのであった。 そんな騒ぎの中、客の歯科医師・門松次郎(川崎麻世)が、披露宴の会場が知らないうちにキャンセルされている、とやって来た。門松は、犯人を、以前付き合っていた歯科衛生士ではないか、と推測する。なんと、それは、トオルの結婚式で逃げ出した花嫁・葉子(西田尚美)であった。めまいでぐらつくトオル。 トオル、加奈子、柊平(妻夫木聡)は、葉子を問い質しに行く。葉子はあっさり、キャンセルの電話を認めた。「だって私から乗り換えちゃうんですもの。最悪」。おまけに、トオルを捨てて一緒に逃げた前の男とはすぐ別れたと悪びれた様子もない。荒れ狂うトオル。一方、加奈子は、葉子を問い詰められないトオルが不甲斐ないと苛立つのであった。 美咲が自分のウエディングパーティーの会場にと希望した高級レストランが、披露宴使用を断ってきた。その担当を指名したくるみ(伊藤歩)を無能呼ばわりする美咲。そんな美咲に、純(阿部寛)は「つとむさん、何か悩んでるぞ」と注意を促す。 一方、柊平は落ち込んでるくるみを誘い、件の高級レストランへ足を運ぶ。料理を食べてオーナーを口説き落とすことにしたのだ。 そんな晩、トオルが家に戻ると、なんと葉子が先回り、トオルの家族と食事をしている。「私、間違っていた。私にはトオルが一番」といけしゃあしゃあと言い放つ葉子。家族は、「良かった良かった」と大喜び。毒気に当てられたトオルが葉子と二人で公園に行くが、その時、加奈子が拓(神木隆之介)を連れて通りすがる・・。