後編 華の章

シーズン1、エピソード2: 浪士たちの討入りに､吉良方も必死で防戦した｡だが､付人の山吉新八らは次々と討たれた｡そんな中､源八郎(沖田浩之)と沢右衛門(篠田三郎)が刃を交えた時､源八郎の恋人･ゆき(池上季美子)は2人の間に身を投じた｡ゆきは源八郎に斬られ､沢右衛門は源八郎を倒す｡ついに結ばれることのなかった恋人同士の屍を前に､おつる(泉ピン子)は号泣した｡ 吉良上野介の首をあげた浪士たちは泉岳寺へ引き揚げる｡女たちはその沿道に集まった｡みつ(小林綾子)の足はいつのまにか止まっていた｡店の金を奪ったことが知れて監禁されていたきぬ(大原麗子)は､脱出して五右衛門(伊武雅刀)の姿を見送った｡1年半余の忍従をへて仇を討った浪士たちは一躍世間から英雄視されるようになった｡しかし討ち入りから50日｡綱吉は情は情､法は法と赤穂浪士に切腹を命じる｡