日本ウエルター級タイトルマッチ10回戦

日本ウエルター級タイトルマッチ10回戦

視聴可能: Prime Video、FOD
シーズン1 エピソード2: 日本ウエルター級王者の小原佳太(三迫)が、同級3位の玉山将也(帝拳)を迎えて2度目の防衛戦。35歳の小原は岩手・北上市出身、180cmの右ボクサーファイター。昨年2月に同級王者の永野祐樹(帝拳)を7回TKOで下し、スーパーライト級に続く2階級制覇を果たした。今年4月の初防衛戦ではメキシコからの逆輸入ボクサーでテクニシャンの坂井祥紀(横浜光)を判定で下した。29戦24勝(21KO)4敗1分けのプロキャリアが示すように、右の強打には一撃必殺の威力がある。2016年にはエドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)の持つIBF世界スーパーライト級王座に挑戦したが、ベルト奪取に失敗。現在でもWBO、IBFのランクはともに9位で、東洋太平洋1位につける実力者だ。再び世界の舞台へ立つためには、試合内容も問われることになる。挑戦者の玉山は北海道・江別市生まれの28歳。アマチュアで2戦2勝(1RSC)してプロの道に進み、2014年11月の東日本新人王ウエルター級決勝で、現日本スーパーウエルター級王者の松永宏信(横浜光)に判定で敗れた。その後8連勝したあと、長濱陸(角海老宝石)にプロ2敗目を喫したが、以降は2連続KO勝利をおさめ、自身初のタイトルマッチに進んだ。プロ戦歴16戦14勝(8KO)2敗、177cmの右ボクサーファイターは、「この階級最強の小原選手を倒して存在感を見せる」と闘志を燃やす。