大正11年(1922年)のワシントン軍縮会議で日本の暗号が解読されたため、昭和12年(1937年)、外務省は97式欧文印字機という当時では世界最高の暗号機をつくり、大使館に配置しました。ところが、日米開戦前、米国側はすでに日本の外交電文の解読に成功していました。番組では、当時の暗号機を復元するとともに、アメリカが公開した日本の外交文書をもとに、日米戦争の知られざる局面を浮き彫りにします。[HIST](C)NHK