N特 現代史
日米開戦不可ナリ ~ストックホルム 小野寺大佐発至急電~
昭和16年(1941)の日米開戦前夜、日本の参謀本部にスウェーデン駐在武官・小野寺信大佐から、日米開戦に反対する30数通もの電報が届きました。当時、小野寺は連合国から「ヨーロッパ日本人スパイ網の親玉」と恐れられる存在。しかし日本では彼の忠告は受け入れられず、事態は悪化します。「ドイツはソ連に負ける」と予見し、正確な情報を送り続けた小野寺。知られざる情報戦の実態は?第12回放送文化基金賞本賞受賞。[HIST](C)NHK