シーズン1、エピソード4: 近隣の方と、ちょっとした事でもめて裁判沙汰になってしまうこともある。他人から見たら些細な事でも、本人にとっては重大な問題。楓由子(ミムラ)、羽佐間旬(オダギリジョー)、松永鈴希(奥菜恵)、田家六太郎(我修院達也)、黒沢圭子(横山めぐみ)、崎田和康(北村総一朗)、森乃望(松雪泰子)たち修習生は、この問題に取り組む。 楓たち仲間が、居酒屋で田家の誕生パーティーを行っていると、森乃と桐原が焼き鳥を巡って言い争いに。この紛争が解決しないまま、翌日行われたのは、重松幸輔教官(大杉漣)による民事訴訟制度の紛争解決手段の講義。修習生たちに、昨夜の森乃と桐原を例として取り上げて討論をさせ、両者和解の方向に持っていくことに落ち着けた重松は、和解が成立せずに裁判に持ち込まれた紛争を課題として取り上げる。それは、ある男Yが自分で所有する土地を公共施設建設のために町に売却しようとしたところ、一部の住民から反発の声があがったというもの。住民は、主に農業を営む老人たちで、中でもおじいさんXは、男Yが所有する土地の一部が自分のものであると主張。座り込みまでするおじいさんXの強硬姿勢に、男Yは法的手段に訴え出たというもの。 仲間たちは、男Y、おじいさんXの主張を討論し、どちらの言い分が正しいか? また、この問題の論点について考え始める。楓は、松永から聞いて紛争がおきた場所の地図を持ってくる。森乃は、なぜ松永が実名などを伏せてある課題なのに地名を知っていたかが気になる。一方楓は、地図を作る過程で、この紛争に疑問を感じていて・・・。
