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シーズン1、エピソード3: 横山純子が71で他界して早1年。郷里で行われた法事に顔を出した孫の千代(松嶋菜々子)をずっと尾行する1人の男がいた。千代に詰問されたその男は、八代進次(渡部篤郎)。刑務所から仮出所したばかりの元ボクサーだった。千代は進次をストーカー呼ばわりするが、その直後ちょっとしたアルバイトをしないかと持ちかける。「妊娠中絶手術」をするための書類にサインをして欲しいというのだ。事情は知らない進次だが、何故か土下座をして千代に中絶はやめて欲しいと迫った。しかし、千代の意思は堅かった。しばらくして、1枚の絵を持った進次が千代のマンションにやってきた。古い絵だが、描かれている女性は千代にそっくりだった。その日、千代が4歳の時から会っていない母親から20数年ぶりに連絡があった。幼い時に母親に捨てられ、ずっとその傷を癒すことができずに今まで生きてきた千代。突然の電話に混乱しながらも平静を装い、結婚もして平和に暮らしていると電話口でウソをつく。しかし、その母がアメリカからやって来るということになり、千代は慌てる。そこで、千代は再び進次に「母親が日本にいる間、夫のふりをして欲しい」とお願いする。結婚式の写真も撮り、部屋も同居しているように模様替えして遠来の母を迎える準備が整った。しかし到着予定の日、やって来たのは母ではなくエアメールだった。病気が悪化し、旅行は無理だから、逆にアメリカに会いに来て欲しいという内容で…。
ドラマ · 2000年8月30日 · 1時間54分