シーズン1、エピソード5: 第5話: ヨンイン大君は八尺鬼に殺害され、その遺体からは悪臭が漂った。大妃は息子の変わり果てた姿に慟哭し、太子を守れなかったプンサンを手打ちにしようとするが、プンサンは王のそばにいる術士のせいだと訴える。カンチョリはカソプ和尚から、八尺鬼の強い怨念を解くには龍の如意珠かイムギの体内にある夜光珠しかないと聞かされる。そして、唯一の方法はカンチョリ自身が犠牲となり夜光珠を使い果たすことだと告げられる。カンチョリは不快感を露わにしつつも、その場を立ち去る。その後、カンチョリは祖母の巫具を見つけたヨリに「主神になる」と伝え、ヨリは真心を込めて作った腕輪を渡す。 また、ヨリは中宮殿で中殿パク氏が悪夢を見る姿を霊視し、黒い水を吐く幽霊の夢を聞いて怪しさを感じ、居所を調べた。中殿の枕の中に隠された頭蓋骨と胎児を殺す呪符を発見し、八尺鬼を手助けする者が今度は中殿の胎児を生贄に捧げようとしていることに衝撃を受ける。そのことを知った王は激怒し、直ちに中殿付きの宮女たちを全員逮捕して尋問するよう命じた。 カンチョリは、迎えに来たヨリに昨夜八尺鬼を捕まえることに失敗したことを持ち出し、自分に身体を与える理由がなくなったのではないかと心配するが、ヨリは主神と弟子の契約は簡単に切れるものではないと断言して安心させる。その後、家路で両班の霊魂を吸い込むイムギを目撃したヨリは、カンチョリが「相変わらずだな。ビビ」と親しそうに声をかけるのに驚愕する。ビビは腐敗した両班100人の霊魂を食べて昇天龍になることを夢見るカンチョリの弟分イムギだった。ビビがユン・ガプの体を殺せば抜け出せると教えハサミを持たせると、それを盗み聞いたヨリは、絶対にダメだと介入し、主神と弟子の契約をカンチョリとしたことを明かす。 ビビが人間の心は移ろい易いのに信じるのかと心配すると、カンチョリは人間界で学んだことの中で最も役に立つのは嘘だとし、ヨリが完全に心を開いて自分に従う様になった時この体を殺して抜け出してヨリを占めると告げる。しかし、気がつけばヨリを見つめ、近づくと胸の高まりを感じ触りたくなる複雑微妙な心に混乱する。そんな中、カソプ僧の植木鉢を届けに来たチェ・インソンに近づいて何も感じないことを確認すると、ビビのようにヨリを食べたいわけではないと、八尺鬼を倒すこともこの体を捨てて傍を離れる事もできないなら嘘をついて傍にいる時間を増やすしかない、とヨリへの思いを認める。
