シーズン1、エピソード3: 将軍家御飲用の新茶を運ぶ“お茶壺道中”をとりしきるお数寄屋坊主頭の干阿弥(大木実)は、貧乏な小島藩に、自分の口ききで藩の茶を将軍家御飲用にしてやるともちかけていた。が、小島藩では三年来、千阿弥にばく大な金品をつぎこんでいたが、いっこうにその動きはなく、家老の土井玄蕃(堀雄二)は頭を痛めていた。お艶(山田五十鈴)らの調べでは、千阿弥はたいへんな悪党だった--。©松竹・ABC