罪と罰とワナ

罪と罰とワナ

視聴可能: Prime Video、FOD
シーズン1 エピソード5: 暁(天海祐希)がニューヨークに発って4年が過ぎた。桐吾(三上博史)は暁と自分の子供に未練を残したままであった。澄子(石田ゆり子)は4年前より明るくなっており、サエ(中尾ミエ)を家に残し、今日も出掛ける。彼女が会う相手とは、今や、売れっ子CMディレクターとして活躍している恭介(玉山鉄二)であった。 桐吾と澄子が二人で家にいると、サエの悲鳴が聞こえた。サエは車椅子から落ち、手には毛糸が絡みついている。サエは桐吾に助けを求める。が、密かに澄子はサエのボケを疑っていた。 暁を忘れられない桐吾は、日菜子(西山繭子)に会った。日菜子は、暁はニューヨークで会社を辞めCGデザインの勉強を始めたことしか知らないと言う。 桐吾は恭介らと業界のパーティーに出掛けた。桐吾に、淳哉(合田雅吏)が近づいてきた。「CGの会社を設立した。ついては、工藤さんとお仕事を」と言う。「デザイナーを」と、淳哉が紹介したのは、なんと暁であった。暁は全く動じない。桐吾は動揺した。 翌朝、桐吾は、もらった名刺の電話番号に掛けてみるが誰も出ない。桐吾は、昔の暁のマンションへ来てしまった。すると、外の公園に暁がいる。しかも男の子供と一緒である。二人はそのまま、そのマンションに入っていった。 暁は息子・星児と昔と同じ部屋に戻って来ていたのだ。淳哉やエリ(猫背椿)、日菜子も来ている。星児は淳哉になつき、まだ独身の日菜子は淳哉に気があるようである。 暁のオフィスの電話が鳴った。桐吾であった。「今夜7時に公園で待っている。ひと目だけでいいから、息子に会いたい。君が来なければ俺は諦める」。一方的に桐吾はしゃべった。困惑する暁・・・。