7月、香港の「一国二制度」という、約束されていた高度な自治を揺るがせた、国家安全維持法の施行から5年が経過した。この間、香港は経済面でも大きく変容。厳しいコロナ政策、その後のインフレなどで景気が低迷。「美食の街」の飲食店は苦況に陥り、不動産価格の下落に、外国資本の流出も続く。日本経済と深い繋がりがある香港。アジアの金融ハブであり、自由貿易の拠点に今、何が起きているのか…。 (C)テレビ東京