経済の現場で奮闘している人たちを通して、様々な経済ニュースの舞台裏に迫るドキュメンタリー番組です。
“あなたの一票”
真夏の参議院議員選挙が迫るなか、その前哨戦となったのが東京都議会選挙。「物価高」、「賃上げ」、「コメ騒動」、「裏金問題」など4年前の前回選挙から状況は大きく事情が変わっていた。国政政党と巨大な支持団体との関係が揺らぐ一方、新たな勢力が台頭を目指し、波乱も生まれた首都決戦。しかし、投票したのは有権者の半数以下という現実も…。ガイアは「一票の重み」を噛みしめて未来への一票を投じる人々の決断を追った。 (C)テレビ東京
ガイアの夜明け #1172 返還から28年・・・香港はいま
7月、香港の「一国二制度」という、約束されていた高度な自治を揺るがせた、国家安全維持法の施行から5年が経過した。この間、香港は経済面でも大きく変容。厳しいコロナ政策、その後のインフレなどで景気が低迷。「美食の街」の飲食店は苦況に陥り、不動産価格の下落に、外国資本の流出も続く。日本経済と深い繋がりがある香港。アジアの金融ハブであり、自由貿易の拠点に今、何が起きているのか…。 (C)テレビ東京
地域の医療を守れるか?
現在全国の約7割の病院が赤字だと言われている。約100年の歴史を持つ、東京世田谷の至誠会第二病院もその1つ。医師が減り、設備投資は遅れ、採算性が低い皮膚科と耳鼻科は閉鎖。命の砦である集中治療室も4年前から機能を停止した。結果患者は減り、経営難に拍車がかかるという悪循環に陥っている。いま大きな転換点を迎えている至誠会第二病院。「当たり前の医療」を取り戻すために、新たな経営陣のもと、改革をスタートさせた。再生を果たすことはできるのか?その現場に密着した。 (C)テレビ東京
後悔しないリフォーム
都内の新築マンション価格は、この10年で約2倍に跳ね上がった。「家が高くて買えない」という切実な声が増える中で、心地よい住まいを求める人たちは、住宅のリノベーションやリフォームに夢を託している。国土交通省も「中古物件+リノベーション、またはリフォーム」という市場を現状の12兆円から20兆円に伸ばす目標を掲げる。一方で、ニーズの高まりに乗じた悪質な業者も存在し、リフォームを巡るトラブルも増加している。コストが見通しにくいリフォーム・リノベーションの“どんぶり勘定”を打ち破り「価格の透明化」は実現できるのか。リフォームが「こんなはずじゃなかった」と後悔する結果にならないための、業界の取り組みを追った。 (C)テレビ東京
沖縄に新市場をつくる!~密着3年 ジャングリア~
「西武園ゆうえんち」をはじめとしたレジャー施設の再生を手がけてきたマーケティング集団「刀」。USJをV字回復させたことで知られる森岡毅さんが率いる会社だ。停滞するニッポン経済、そして地方の復興を目指して、いま各地でテーマパークの開発に力を注いでいる。その本丸と位置付けるのが、7月25日に沖縄県北部に開業する「ジャングリア沖縄」。年間1000万人近い観光客が訪れる沖縄だが、その多くが那覇を中心とした南部に集中し、北部エリアは衰退の一途を辿る。世界からも客を呼べる唯一無二の観光ブランドを作ることで、新たな経済圏を生み出そうというのだ。密着3年の中で見えてきた、地域の期待と不安…。壮大な挑戦と、その知られざる舞台裏を伝える。 (C)テレビ東京
ガイアの夜明け #1176 空き家列島ニッポン
何十年ものローンを組んで、ようやく手に入れた“夢のマイホーム”が今、次々と空き家となっている。総務省の調査では、全国の空き家は約900万戸(2023年10月)。日本の総住宅数は約6500万戸だから、全住宅の13.8%が空き家というすごい数だ。市区町村別に見ると、全国で最も空き家が多いのは、東京都世田谷区だという。その数、約5万戸。空き家は地方の問題と思われがちだが、東京でも空き家が増え続けているのだ。しかし、空き家はそのまま放っておくと、税金が数倍に上がったり、劣化して高額な修繕費がかかったり、その近辺の資産価値が下がる可能性もあるなど、様々な危険を孕んでいる。今回は、増え続ける空き家の実態を取材しながら、そこに見え隠れするリスクを考えるとともに、問題に立ち向かう企業や自治体の取り組み、さらには初めて家の終活に直面することになった人々の葛藤や決断を追った。 (C)テレビ東京
松下奈緒
眞島秀和
水谷和彦