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シーズン1、エピソード1: 「なんだ、こいつァ、食えたもんじゃねえ! だいたい、女が作った料理なんか食えるか!」文化9(1812)年10月、江戸の神田明神下御台所町の蕎麦屋『つる家』―――。奉公人の澪(北川景子)は、この店で初めて作った料理を客になじられ、うなだれていた。大坂育ちの澪は8歳のとき洪水で両親を亡くし、大坂一の料理屋『天満一兆庵』に拾われ、その舌を買われて12歳で板場修行をはじめた。だが、前年『天満一兆庵』は火事で焼失、店主の嘉兵衛も亡くなり、3カ月前、女将の芳(原田美枝子)と共に江戸に出てきて、縁あって『つる家』の主人・種市(大杉漣)のもとで働きはじめたばかりだった。客が箸もつけなかった土手鍋をひと口食べ、「面白い」とつぶやいたのは、常連客の浪人・小松原(松岡昌宏)だった。ふらりと『つる家』にやって来ては酒を飲んで帰っていく小松原は、謎の存在だった…。(C)テレビ朝日・東映
ドラマ · 2012年9月22日 · 1時間59分