シーズン1、エピソード2: 香織（水野真紀）と訪れた店で、春樹（高橋克典）の意外な一面を知ったまどか（藤原紀香）は、香織が春樹をただならぬ様子で見つめているのに気づいた。問いただそうとするが、祐治（宇崎慧）が現れたためそれきりになってしまう。祐治はまどかに「やり直そう」と勝手なことを言い出すが…。翌日、黒田（古谷一行）の秘書になったまどかは榎本喜美子（鈴木砂羽）に引継ぎを受け、本格的に秘書業務に取り組み始める。喜美子や黒田、そして秘書室長の村上玲子（野際陽子）に注意されることばかりで、前途多難を絵に描いたような有様のまどか。ある日、営業部時代に自分が担当していた会社との商談に拓美（伊原剛志）と黒田が出かけることを知ったまどかは同行を申し出るが、黒田には「君にはもう関係のないことだ」と拒絶されてしまう。一方、春樹を呼びだした香織。実は２人はかつて恋愛関係にあり、春樹が遭遇した事故をきっかけにやむなく別れていた。そんな香織は春樹に、結婚して幸せになるから自分のことは気にしなくていい、と告げる。香織は黒田のライバルで次期社長をねらう牧原啓輔専務（黒部進）が持ってきた見合いの話を引き受けていたのだ。その頃、拓美と黒田の商談がまとまり、接待に同行を命じられたまどかは、先方の担当者にコンパニオン扱いされて大いに腐る。まどかは春樹のいたレストランバーで聴いた曲が聴きたくなり店を訪ねるが、そこに春樹の姿はなかった。むなしく家に帰ろうとしたまどか。だが家の前には祐治がいて…。