サッカー部のエースだった心也(長尾謙杜)は、ケガで大事な大会にも出られず鬱々とした日々を過ごしていたが、ある日"学級新聞コンクール"の係に、夕花(當真あみ)と共に半ば強引に指名される。心也の父が営む大衆食堂"かざま食堂"はこども食堂も兼ねており、そこに度々やってくる夕花とは幼馴染だったがいつしか距離ができていた2人。最初はぎくしゃくした空気が流れるが、次第に打ち解け2人だけで"ひま部"を結成。家にも居場所がなく、クラスで孤立していた夕花だったが、心也といる時だけが大切な時間になっていく。そして、心也も夕花に、次第に心惹かれていく。だが夏休みのある日、衝撃的な事件が起き―。(C)2025映画「おいしくて泣くとき」製作委員会