エピソード1
遺品整理人が届ける…愛と希望の物語、開幕
妻を亡くした鳥飼樹 (草彅剛) は、小1の息子を育てるシングルファーザー。遺品整理人として遺品に残された故人の思いを遺族に伝える仕事をしている。ある日、女性が孤独死した部屋の遺品整理をすることになった樹。幼い頃に捨てられたという故人の息子 (吉村界人) は遺品はすべて処分してほしいと話すが、樹は故人の思いが詰まったあるものを見つける。同じ頃、絵本作家の御厨真琴 (中村ゆり) は、夫の利人 (要潤) と絵本の出版記念パーティーに出席していた。仲睦まじい夫婦に見える2人だが、利人は妻が姑から嫌味を言われても我関せず。愛のない結婚生活に真琴の心はすり減っていた。そんななか、余命宣告を受けた鮎川こはる (風吹ジュン) の依頼で、生前整理の見積もりのため自宅を訪ねた樹。そこへ事情を知らない娘の真琴が帰ってきて…。