盲目のチエは一人でデパートに出かけて、健とぶつかる。少年院を出て、健は白い杖に気づいて、しぶしぶチエを売り場に案内した。言葉や動作は荒くてもチエには健の優しさが直感でわかった...。更生を誓って少年院を出た若者と盲目の少女の純愛を詩情豊かに描く。