離島にやってきた青年教師がバレーボールを通して島の子供たちと交流する心温まる人間ドラマ。木下惠介が脚本も執筆し、64年の「香華」以来、3年ぶりにメガホンをとった。昭和29年、教師・家田は離島教員として小手島に赴任した。小さな島の大人たちは昼間から酒や博打に明け暮れ、子供たちの心は荒みきっていた。家田はバレーボールを教えることで、生徒たちにスポーツの楽しさと努力する精神を学ばせようとするが・・・。
なつかしき笛や太鼓
夏木陽介
大空真弓
浦辺粂子
小阪一也
藤原釜足
木下惠介
藤本真澄
金子正且