航空管制でミスが急増したことを重く見たＦＡＡ（連邦航空局）は、東部の各航空機に、衛星システムを使い自動的に危険を回避する装置ＡＣＡＴを設置。未だ実験段階である装置の設置に非難の声も上がる中、事件が勃発。ＡＣＡＴの衛星が突如故障。衛星の破片が隕石の如く地上に降り注ぐ中、各機は緊急着陸に入る。だが、ジェット旅客機アメリカーナブルー23便が落雷を受け、通信機能が遮断。一方、大統領が搭乗しているエアフォースワンは、ＡＣＡＴが暴走し、救助に現れたＦ16戦闘機に攻撃を仕掛ける。さらに、この2つの機体は同じ高度で飛行しており、数分後には航空機の正面激突という絶体絶命の危機が迫っていた…。