1939年、スペイン内戦により避難先のフランスの強制収容所で難民となった画家ジュゼップ･バルトリ。人間の尊厳を踏みにじられる過酷な状況のなか、フランス人憲兵との間に芽生えた有刺鉄線を越えた友情。愛する人との再会を胸に、どんな現実も描くことで戦い続けた。奮闘の画家の感動の実話。