ポーランドで4歳の幼女ウーラが誘拐された。母親は誘拐犯のトラックを見つけ車で追いかけるが、スピード違反で警察官ロベルトの尋問にあい、ロシア国境の検問所でトラックに逃げられてしまった。母親に責め立てられ、自責の念に駆られたロベルトは、国際捜査に乗り出す。3年後、ロシアでウーラにつながる痕跡が発見され、ロベルトは現地へ向かうが、一歩遅くウーラたちは別の組織に売買されていた。5年後、ウーラは英国で小児性愛者が集う秘密屋敷にいた。情報を入手したロベルトは屋敷に潜入するが、身元がばれて救出に失敗。その後、アジアに売られてしまったウーラを探し求め、ロベルトはタイへと向かう。しかし、長年の追跡捜査で彼自身がある症状に蝕まれてしまっていた…。

監督 パトリック・ヴェガ