アカデミー賞受賞監督、アミール・“クエストラヴ”・トンプソンによる「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」に続く長編ドキュメンタリー作品。カリスマ性あふれるスライ・ストーン率いる革新的なバンド、スライ&ザ・ファミリー・ストーンのレガシーをSly Lives! (aka The Burden of Black Genius)で探る。ポップミュージック界で最も影響力のあるアーティストグループの一つとして台頭していく姿、彼らの黄金期から衰退期を捉えるだけでなく、アメリカの黒人アーティストが成功に伴う重圧とどう向き合ってきたかを浮き彫りにする。クエストラヴは自身の経験と人間関係を通して、天才が背負う代償について語り、我々にポップカルチャーとの向き合い方を再考させる。