ラストマップ/真実を探して
死期が近い祖父と暮らしている、足が不自由な銀行員のジェイソン。ジェイソンにはザックという息子がおり、妻サラとは別居中である。母はジェイソンが2歳の時に自動車事故で死亡。車に同乗していた自分もその時に足を怪我した、と聞かされていた。そして、父ターナーは母の死後に蒸発し、30年もの間、行方不明のままだった。ところがある日、行方をくらましていた父ターナーが突然現れる。ヘンリーは「よく帰った!」と泣いて喜び、皆を誘って食事に出かけるが、それが最後の家族の団欒になってしまう。ヘンリーの死後、彼が残した遺言に従って、ターナーとジェイソンとザックが、オンボロのバンに乗り弔いの旅に出る。ヘンリーが指示した場所へ行っては、ヘンリーの遺灰を撒く、という儀式を行いながら、南西部の方へと進んでいく3人。彼らの旅の終点はニューメキシコ州のアルバカーキのある家の脇の階段だった。しかし旅の途中でそれを知ってしまったターナーは、なぜか突然逃げ出す。そしてザックはホームシックになり、迎えに来たサラと一緒に帰ってしまう。一人になったジェイソンは、ヘンリーの指示通りアルバーカーキへ向かうが、そこへ辿り着いた彼を待っていたのは・・・・・。
出演 クリストファー・ウォーケン、ジョシュ・ルーカス、マイケル・ケイン
監督 ジョーダン・ロバーツ