
30代の冴えない青年デンチャイは、食品会社のIT部門に勤めているが、人付合いが苦手で誰にも名前を覚えてもらえない。ところが、ある日営業部の女性社員ヌイのPCを修理したところ、ヌイは彼の名前を呼んでくれ、デンチャイは彼女に恋をする。しかし、ヌイは妻子ある社長の恋人だった。やがて社員旅行が北海道に決まり、デンチャイとヌイも参加する。ヌイは社員旅行を延長して社長と日本で旅行を続ける予定だった。デンチャイはスキー場にあった願いが叶うという鐘を鳴らし、「1日だけでいいのでヌイと恋人になりたい」と願う。すると、ヌイと社長の間にあるトラブルが起こり、デンチャイに不思議な奇跡が舞い降りる…。