アメリカで譲次は愛する養父・鉄心の最期を看取ると、たった一人残った姉のいる日本へ帰ってきた。だが、めざす日野原家は王文元の邸に変わっていた。当の日野原家は芦屋の一等地に家を構え、当主は叔父の日野原一輝だった。一輝とその周辺に怪しいムードを感じた譲次は、一輝と文元が200億に上る麻薬取引を計画中ということを知ってしまう。香港シンジケート側はブツの代金に日野原家に代々伝わるダイヤを要求してきている。だが、まだダイヤの在り処を知らない一輝は、譲次に協力を迫った。譲次は悪の城から脱出し姉の助けでダイヤを手にするも、一輝によって姉を人質にとられてしまう。譲次はいさぎよくダイヤを一輝に手渡したが、卑怯な一輝によって姉を殺されてしまった。譲次は一輝を追って香港へ。悪のシンジケートを敵に回して、譲次の復讐は成るか！？