ポールが祖母に連れられて初めて映画館に出向いたのは6歳のとき。テレビで映画を見るのとは違う体験を味わった彼は、すっかり映画に夢中になるように。14歳のときには、16歳以下はお断わりの映画「叫びとささやき」を、年齢を偽って映画館で見たことも。そうした自身の成長とさまざまな映画との出会いをドラマで再構成する一方、デプレシャン監督は、映画の歴史やその魅力をエッセイ風のスタイルで魅力的に解き明かしていく。

ポールが祖母に連れられて初めて映画館に出向いたのは6歳のとき。テレビで映画を見るのとは違う体験を味わった彼は、すっかり映画に夢中になるように。14歳のときには、16歳以下はお断わりの映画「叫びとささやき」を、年齢を偽って映画館で見たことも。そうした自身の成長とさまざまな映画との出会いをドラマで再構成する一方、デプレシャン監督は、映画の歴史やその魅力をエッセイ風のスタイルで魅力的に解き明かしていく。