アダムとメアリーは結婚して30年になる熟年夫婦。3人の子どもたちも独立し、夫婦2人の第二の人生が始まろうという矢先、メアリーは建築家の夫アダムの業績を讃える授賞式で“記憶の空白”を体験し、老後への不安を抱くようになる。アクアビクスに通い始めるも、周囲の若い女性と自分を比べて落胆するメアリー。一方、アダムは自分が時代の流れに乗り遅れていると思い悩み、円満だった夫婦関係にも少しずつ亀裂が芽生えていく。