渋谷を縄張りとする黒須組の若頭・白川竜也(白竜)。彼は己の組と親分のために、財界の有力者たちを巧みに操り、持ち前の知識と度胸でヤクザ社会を生き抜いていた。どんなシノギも手段を選ばず、次々と報酬を掴んでいく彼を、人は「白竜」と呼んだ。