今回のガリバーは、カセットガスやコンロで知られる「岩谷産業」。 カセットガスの国内シェアは、およそ7割、コンロは8割以上を誇ります。 岩谷産業が力を入れている事業が「水素」。 化学工場で発生したものや、天然ガスから取り出した水素を、精製・圧縮して製品化。 こうした水素の製造から貯蔵、運搬までを担い、販売シェアは約7割で国内トップとなっています。 また、液化水素の製造プラントを完成させ、日本で唯一「液化水素」を製造する企業として、“水素の岩谷”というポジションを築きました。 2014年には日本初の商用水素ステーションをオープン、現在では51カ所にまで広げています。 さらに、2024年2月、打ち上げに成功したH3ロケットの燃料にも、岩谷産業の水素が使われました。 次世代のクリーンエネルギーとして期待が高まる水素、そのトップランナーである岩谷産業の強さに迫ります！ （C）テレビ東京