今回のガリバーは、トイレや風呂など、水回りの陶器「衛生陶器」が使われる空間を、清潔で心地良い場所へと進化させてきた『TOTO』。 毎日使うトイレの温水洗浄便座は、全国の一般家庭の8割に普及し、海外での需要も飛躍的に伸びています。 1917年創立、年商は7,245億円にのぼります。 主力商品であるトイレの便器は陶器でできており、人間の体重がかかるため食器などに比べて硬くなるよう複数の原料を配合しています。それを泥状に練り上げ型に流し込み、窯で焼くのですが、水分の蒸発などでかなり縮んでしまうため、縮み具合を正確に計算し、気温や湿度によって粘土を固める時間を変えて製品の厚みを一定に仕上げています。 生活に欠かせない水回り商品で、進化を続けるTOTOの技術力に迫ります。 (C)テレビ東京
