アナ、11歳。白血病の姉・ケイトを救うために、ドナーとして“創られて”生まれてきた。幼い頃から姉のためにあちこち体を切り刻まれていたアナ。愛する家族のためなのだから当然と疑わなかった母は、ある日、衝撃的な知らせを受ける。「自分の体は、自分で守りたい。もう、姉のために手術を受けるのは嫌。」と、アナが両親を訴えたのだ。 病気と闘いながらも幸せだった家族に訪れた、突然の出来事。いったい何故、アナは突然大好きな姉を救うことをやめる決意をしたのか? その決断の裏には、驚くべき真実が隠されていた―。

監督 ニック・カサヴェテス