至福のとき
巨匠チャン・イーモウ監督が「あの子を探して」「初恋のきた道」に続いて贈る《しあわせの三部作》最終章中国の近代都市・大連。ある日、盲目の少女ウー・インの継母は、“至福旅館”の経営者を名乗る男チャオと見合いをした。実は彼は工場をリストラされた失業者。何とか見合いを成功させようと大見栄を張ってしまった。継母はウー・インを按摩師として働かせるよう願い出た。チャオは継母に冷遇されている彼女に同情し、廃工場に按摩室を急造する。彼は仲間に、旅館の客のフリをするなどの芝居を打ってもらい、ウー・インを稼がせる。そして、彼女も次第に生きる希望を取り戻していき、チャオとも親子のような間柄になっていくのだが…。
出演 チャオ・ベンシャン、ドン・ジェ、リーファン・ドン
監督 イーモウ・チャン