昭和20年、敗戦直前の北支戦線。軍楽隊の少年兵13人を率いる曹長・小杉の部隊が、中国・八路軍と砦をめぐる熾烈な戦いを繰り広げる様を描いた反戦色の濃い戦争アクション。砲弾の嵐の中、聖者の行進を演奏しながら少年兵が次々と死んでいくクライマックスは圧巻。伊藤桂一原作の「悲しき戦記」を骨子に岡本喜八が佐治乾と共同で脚本を手がけた。
血と砂
三船敏郎
伊藤雄之助
佐藤充
天本英世
団令子
仲代逹矢
岡本喜八
田中友幸
佐治乾