直木賞を受賞した結城昌治の同名小説を新藤兼人、長田紀生、深作欣二が脚色した反戦映画の力作。深作欣二監督が、自ら映画化を熱望した渾身作で、ドキュメンタリー的な手法で、敗戦から四半世紀以上経ても癒えない傷跡を生々しくえぐり出す。昭和27年に戦没者遺族援護法が施行されるも、年金の請求を却下されたサキエは、不可解な死を遂げた夫・勝男の名誉のために証言を集めるうちに、むごい戦場の実態を知る・・・。
軍旗はためく下に
丹波哲郎
左幸子
藤田弓子
三谷昇
江原真一郎
夏八木勲
中原早苗
内藤武敏
中村翫右衛門 (3代目)
深作欣ニ
松丸青史