メレディスは、ミネソタ州在住の移植外科医マシューと出会う。彼はドナー臓器の採取のためグレイ+スローン病院へ来ていたが、オペの後突然倒れてしまう。彼自身が腎移植を受けたばかりで、検査結果が出るまでの間、医師ではなかった場合、どういう人生を送りたいかなどの空想をメレディスと語り合う。一方エイプリルは、ユダヤ教指導者ラビのイーライを担当する。オーウェンはドイツへ行き、テディに再会するが…。
外科部長の後任に任命され、緊張の面持ちで初日を迎えるデレク。マーシー・ウェスト出身のスタッフの間には、自分たちの立場がより不利になるのではという動揺が広がる。
自宅療養していたメレディスの復帰初日。突然イジーが、認知症になった高校の恩師シンガーを連れて病院に現れる。イジーは頭がい内出血の精密検査をしてほしいと頼むが、自分については何も語らずアレックスたちを困惑させる。
バレンタインデーのダブルデートに向かう途中、緊急事態で病院へ呼び戻されるメレディス、デレク、クリスティーナ、オーウェンの4人。バレンタインのディナー客で満席だったレストランの屋根が崩落し、大勢の怪我人が運び込まれたのだ。
火災事故の翌日。陸軍医療センターでオーウェンとの再会を果たしたミーガンは、記憶や判断力こそ問題なかったが、爆撃で腹部に負った傷が手術後の合併症で悪化してひどい状態だった。メレディスがオペは可能だと申し出ると、ミーガンは危険だが受けたいと即決する。しかし、ドイツから帰国したテディは、ネイサンがメレディスと付き合っていたと知って、ミーガンのオペを執刀すべきではない、事実を明かすべきだと詰め寄り…。