フィービー・トンキン

ステファンとクラウスは、コナーが町にもたらす危険を封じ込めるため、不安定な関係ながらも彼と手を結ぶことを決意する。コナーは、ミスティック･フォールズのダイナーでジェレミー、マット、エイプリルを人質に取り、ヴァンパイアたちを呼び出す。ステファンとデイモンは人質を救出しようとするが、その方法を巡って対立。結局エレナ一人でコナーに立ち向かうことに。

デイモンとクラウスは、メレディス･フェルの協力を得てコナーを尋問するが、その衝突は後に致命的な結果を招く。一方、エレナは、ミスティック･フォールズ高校での最後の1年をなるべく“普通”に過ごそうと決意する。そんななか、ステファンは、ヴァンパイアになっても人生を楽しめることをエレナに伝えようと、彼女をバイクのツーリングに連れ出す。

エレナが、恐ろしい幻覚のため混乱状態に陥る。同じような症状の経験を持つクラウスは、彼女に何が起きているのかを理解していたが、暴走を止めるためには手荒い手段も使わなければならなかった。その頃、デイモンとボニーは、シェーン教授から昔の魔女の話と呪いを解く方法を聞かされる。そんななか、エレナは、つらい心の内をステファンに打ち明けていた。

苦しい時期を過ごしているステファンとエレナを見て、キャロラインは彼らを支えるために最善を尽くすことを決意する。デイモンは、シェーン教授の正体を暴くためステファンに助けを求めるが断られる。彼はクラウスとある計画を進めていたからだ。そして、ある事実を突き止めたデイモンはシェーン教授に詰め寄り、ジェレミーは鮮烈な悪夢に不安を感じてマットに助けを求める。

タイラーは、クラウスとそのハイブリッドたちに対してある計画を企てていたが、ステファンとキャロラインは全力を尽くしてクラウスの計画実行を阻止しようとする。一方、エレナとデイモンは、ボニー、シェーン教授と共に、内面から湧き起こる悪の衝動に打ち勝とうとするジェレミーの手助けをする。だが、シェーン教授から聞く魔術師の話はあまりに衝撃的で、皆は言葉を失う。

エレナに関するある疑惑をステファンから提言され、その真偽を確かめずにはいられなくなるデイモン。二人は、デイモンの元恋人のシャーロットを始め、1942年にニューオーリンズを訪れた時の出来事を覚えている人物を探すため、現在のニューオーリンズを訪れる。一方、サルバトーレ兄弟が町を離れている間、女子会を開いて楽しい夜を過ごすエレナとキャロラインとボニー。